10.14 SAT 16:00  KICK OFF

WEリーグカップ  決勝戦

FINAL 等々力陸上競技場

アルビレックス新潟
レディース
0 - 0
サンフレッチェ広島
レジーナ
0前半0 0後半0

延長戦

0前半0 0後半0
2PK4
得点者
試合データ
  • 8TOTAL SHOTS14
  • 18GOAL KICK12
  • 10CORNER KICK6
  • 7直接FK14
  • 3間接FK1
  • 3OFFSIDES1
  • 0PK0

監督コメント

橋川 和晃監督

決勝戦は、両チームの選手たちがベストを尽くした良い試合でした。お互いに良さを出し合い、良さを打ち消す、素晴らしい試合だったと思います。WEリーグのポテンシャルがまた一段と上がったような試合内容でした。
新潟の選手だけでなく、サンフレッチェ広島レジーナの選手たちも素晴らしく、称えたいと思います。今回の決勝戦はその一言に尽きると思います。そして、両チームのファンやサポーター、多くの関係者の方々のおかげて、等々力陸上競技場が素晴らしい雰囲気となり、最高の環境で試合をすることができたこともとても良かったです。
このような試合を今後も続けていかないといけないとあらためて感じる試合でした。
あと一歩勝利をつかみ取るためには、ひとつひとつのプレーのクオリティを今後追及していくことが必要と思います。7月からトレーニングを開始して、3ヶ月の中でチームの方向性を見出すことは出来ていると思いますので、細部にこだわり、ひとつひとつのプレーのクオリティをあげていきたいと思います。

選手コメント

上尾野辺 めぐみ選手

試合を振り返って

また準優勝でした。90分、そして延長戦をプラスした120分でゴールを決めることができなかったのが悔しいですし、まだまだこれからトレーニングをしていかなければいけないです。PKを蹴った選手はとても勇気がいることですし、褒めたいと思います。
このような決勝の舞台を若い選手が経験してくれたことはとてもよかったと思います。
試合を通しての収穫は守備です。失点をゼロに抑えたことは自信にもなりました。また、今日の試合では得点を奪うことはできませんでしたが、惜しい場面もありましたので、その場面を決め切る精度が必要だと思います。
また、等々力陸上競技場に1,500人を超えるサポーターも駆けつけて応援いただき、とても幸せでしたし、心強く背中を押してくれてとても感謝しています。

7年前の皇后杯での準優勝と、今回のWEリーグカップ準優勝で自身の変化やチームの変化はありましたか

7年前は「自分が点を決めてやる」といった思いやプレーがありましたが、今回は「若手に思い切りプレーして欲しい」と思うようになり、プレーも変わりました。もちろん自分でも得点に絡みたいという気持ちがありますが、今の選手は一人ひとりがとても技術を持っている選手が多いです。まだまだ荒削りなところもありますが、精度を高めていければ、もっとチームとしても面白いサッカーができると思っているので、自分自身もサッカをしていて楽しいです。

川澄 奈穂美選手

試合を振り返って

まずは、本当に悔しいです。
試合の中では、相手の勢いだけでなく、相手が意図するサッカーを、前半にやられてしまう場面がいくつかありました。そんな中でもしっかりとグループステージで5試合学んできたしっかりと耐えることでしたり、組織的に守備をすることはできていたと思います。

今回は盟友:上尾野辺選手にタイトルを獲るせたいという思いがあったかと思いますが、いかがでしょうか。

「また獲れない」のかと上尾野辺選手は言っていました。今日彼女を日本一にするとチャンスでしたが、あと一歩届きませんでした。要因としては、やはり最後の精度です。PK戦までいけば、運もあるかと思いますが、120分戦って、決め切ることができないことはチームの力不足ですので、リーグ戦に向けては、しっかりと細部を高めていきたいと思います。
最後に、多くのサポーターが応援にかけつけてくれたことはとても嬉しかったですし、延長後半の「アイシテルニイガタ」は体力的に苦しかった時間帯でも背中を押してくれる心強い応援でした。本当にありがとうございました。

平尾 知佳選手

試合を振り返って

チーム全員が120分頑張って戦ってくれました。慣れないポジションをやってくれた選手もいましたが、そのような状況でもチーム一丸となって戦ってくれてチームのみんなに感謝しています。
120分戦い、PK戦になった時に自分がチームを救うことができなかったことはとても悔しかったです。チーム全員のためにもPKを止めたかったですし、上尾野辺めぐみ選手のためにも「タイトル」取りたかったです。
まだまだ自分たちの力不足もあるので、リーグ戦に向けて引き続き準備していきます。

広島の中嶋選手を中心としたドリブルに対しての守備や対策はいかがでしたか

前半押し込まれる場面が多かったですが、広島の中嶋選手のドリブルに対して、どう守っていくかチームとして連携し、みんな共通認識をもって守ることができました。ゴール前を固め、組織的に守ることができた場面もあったので、失点をゼロに抑えることができたことはとても良かったです。

リーグ戦が始まる前の大会で準優勝といった結果についていかがでしょうか。

新加入選手も含めて、昨シーズンの悔しい気持ちを今シーズンにぶつけたいといった気持ちがあり、その思いは毎試合感じます。橋川監督が入り、新しいことをどんどんチャレンジしています。橋川監督のためにも今日の試合は勝ちかったです。もっともっとチームとして強くなってリーグ戦を戦いたいと思います。

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