05.25 SAT 14:00  KICK OFF

WEリーグ  第22節

AWAY ユアテックスタジアム仙台

マイナビ仙台
レディース
1 - 3
アルビレックス新潟
レディース
1前半1 0後半2
得点者
10分 川澄 奈穂美(新潟L)
29分 失点
83分 石田 千尋(新潟L)
87分 川村 優理(新潟L)
試合データ
  • 4TOTAL SHOTS15
  • 9GOAL KICK5
  • 0CORNER KICK6
  • 4直接FK12
  • 0間接FK3
  • 0OFFSIDES3
  • 0PK0

監督コメント

橋川 和晃監督

5月の神戸戦・広島戦のホームゲームでは、多くのファン・サポーターの皆さんにご来場いただいた中でしたが、悔しい2連敗。しかし、選手たちはとても勇敢に戦う姿勢を見せてくれました。今日の試合では、「最後に一つだけ。もう一回、自分たちの心の中の炎を燃え上がらそうよ」ということを伝え、ピッチへ送り出しました。良い形で先制しましたが、前半のうちに失点してしまいました。それでも自分たちで立て直し、最後は交代で入った選手たちがもう一度勢いをつくって2得点し、勝利を掴むことができました。ここに来ていないメンバーも含めて、トレーニングから集中しチーム一丸で掴み取った勝利です。

サポーターの声援は今シーズン通していかがでしたか

勝利した試合でも本当に苦しい苦しい紙一重だったと思います。その中でも、ホームで大きく勝ち越すことができたのは、ファン・サポーターの皆さんがしっかり背中を押してくれたこと、そしてアウェイでもしっかりと勝ち点を積み上げられたことは、ファン・サポーター皆さんのおかげです。今日もアウェイでしたが、相手のサポーターに負けないくらい大きな声援で背中を押してくれました。苦しい時でも背中を押してくれるからこそこの順位でシーズンを終えることができました。本当に感謝でいっぱいです。熱いご声援ありがとうございました。

選手コメント

川村 優理選手

先制するも、前半のうちに追いつかれてしまうという試合展開でした。後半2点を決め、勝利を飾りました。試合を振り返っていかがですか?

3連敗していたので、最後に全員で勝つことができてとても良かったです。守備のところでずれが生じていて、なかなか守りきれないというところを修正し、後半良い感覚で試合に入れたのでよかったと思います。

87分でGOALを決めた瞬間いかがでしたか

素直に嬉しかったです。しかし90分間、試合が終わるまで何が起きるかわからないので、全員で集中し、最後までやりきろうという声をかけました。自分がいた場所にボールがこぼれてきたので、押し込むだけでしたが、やはり追加点を獲ることはとても大事なことだと思います。なかなか複数得点で勝利できる試合が少なかったので、点を獲ることができてよかったと思います。

最後は笑顔で終えたいとホーム最終節で話していましたが、改めて今シーズンを終えていかがですか?

やはり今シーズンは、アウェイの試合でもホームのような雰囲気を作ってくれたファン・サポーターの皆さんの存在や、試合に出なくてもチームを支えてくれるチームメイト。今日みたいにネクスト選手がアウェイの現地まで応援に来てくれるなど、素晴らしいチームメイトがいることなど、たくさんの人の支えがあり試合ができていると思うので、そういう人たちのためにも戦い、最後に全員で笑顔で終わることができたのが、とても嬉しく思います。
自分自身はやはり怪我から復帰して、1シーズンを戦い切るということが久しぶりなので、みんなとサッカーをできていることが本当に嬉しいです。また、サポーターの皆さん前でこのような試合をできたことはとても幸せで、本当に1年を通してピッチに立てて戦えたことが良かったなと思います。

川澄 奈穂美選手

試合を振り返って

勝つことができて嬉しいです。いい形でゴールを決めることができましたし、相手ゴールに全員で迫ることができていました。ゴールシーンはこぼれ球が来たので、前半立ち上がりの場面ということもあり、しっかりと抑えて打つことを意識し、決めきることができてよかったです。前半は先制するも、相手に追いつかれてしまう展開でした。監督からはもちろん戦術的な部分の話もされましたが、「サッカーというのは最後まで何が起こるかわからないスポーツだから、こういった紙一重のゲームを取っていくのが必要だ」という気持ちの面を強く言われました。

後半に追加点が入りました。ピッチの中では選手たちの雰囲気はいかがでしたか

本当にどちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。自分は途中で交代し、ベンチから見ていたのですが、出し切ったなと思うくらい走りきりました。自分が全力を出し切れるのは、やはりベンチでしっかりと待ってくれている仲間がいるからだと思いますし、実際にそういった仲間たちがチームに勢いをもたらしてくれて、そこから追加点が2点入ったので、本当にチームで掴んだ勝利だと思います。

最後は笑顔で終わりたいと言っていました。勝利で終えることができ、いかがでしたか

「勝つっていいな」と改めて思いました。5月は特に苦しい試合が多かったのですが、最後はまさに”アルビレックス新潟レディースらしく”勝てたのではないかと思います。

たくさんのサポーターの方からの声援も今シーズンは印象的でした。川澄選手にとっては、この1シーズンはどんなシーズンでしたか

今までいろいろなチームに関わってきて、キャリアを積み重ねてきましたが、また一つサッカーの面白さを学べた1年だったなと感じています。当然、毎シーズン違いますが、そこの楽しさの部分に触れることができたので、苦しさも含めて本当にサッカーができる喜びであったり、面白さということをたくさん感じることができて、充実したシーズンになりました。
今シーズン、今日も含めてアルビレディースはアウェイゲームをやってないというくらいアウェイの地で試合をしたとしても、ホームゲームの雰囲気をつくってくださっていて、今日も相手チームよりも自分たちのゴール裏の方が声の方が大きいというのはアップの時から選手同士で話していました。試合終了後もたくさん声を掛けていただき、選手にとってすごく励みになりましたし、まさに一緒に戦っているというのを体現してくださり、本当に力になりました。

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