05.02 THU 17:00  KICK OFF

WEリーグ  第18節

AWAY 味の素フィールド西が丘

日テレ・東京
ヴェルディベレーザ
2 - 1
アルビレックス新潟
レディース
1前半0 1後半1
得点者
45分+2 失点
80分 三浦 紗津紀(新潟L)
88分 失点
試合データ
  • 11TOTAL SHOTS5
  • 4GOAL KICK12
  • 5CORNER KICK2
  • 14直接FK14
  • 2間接FK3
  • 2OFFSIDES3
  • 1PK0

監督コメント

橋川 和晃監督

悔しいですね。悔しいですが、最後まで勇敢に戦い続ける選手たちを誇りに思いますし、とても成長した一面を見せてくれました。
前半の20分まではとても苦しい時間帯でしたが、徐々に自分たちが相手をしっかり見てプレーできるようになり、自陣から押し出して攻撃につなげてくれたと思います。試合を通して私たちは、しっかりとした守備でブロックをつくりながらプレーしていましたが、日テレ・東京ヴェルディベレーザさんもボールを大切につなぎポゼッション高くプレーされており、最終的に2失点してしまいました。試合の中で、私監督の判断が遅れたことが悔やまれますが、それもサッカーだと感じました。
私たちはTOP3の牙城を崩していかないといけないと思っています。次節は上位INAC神戸レオネッサ戦。タイトルは現実的に難しい立ち位置となりましたが、タイトルを目指した中で、目指したからこそ見えた景色がありました。次節から3試合引き続き大切に戦っていきたいと思います。

選手コメント

三浦 紗津紀選手

試合を振り返っていかがでしたか

勝利を目指して戦った中で試合状況を踏まえても、最低でも引き分けを意識していましたが、結果として勝ち点を持って帰ることができず、自分たちの実力不足を感じた試合になりました。監督の誕生日ということもあり、絶対に勝ちたかったです。
相手は前節7ゴールを決めており、脅威を感じた部分もありましたが、その中でも自分たちがやってきた守備の自信はあるので、そこはチーム全員で意識してピッチに入り、我慢しながら守れたかなと思います。

得点シーンを振り返っていかがですか

上尾野辺めぐみ選手が良いボールを蹴ってくれたことに感謝です。絶対に負けたくないという気持ちがあったので、がむしゃらに信じて中に思いっきり飛び込んだ形になりました。みんなの頑張りがあってこそのゴールだと思います。

今シーズンも残りわずかとなりました。試合を重ねていく中でチームの変化を教えてください

新加入選手を含めた選手の層が厚くなったこともありますが、監督のコメントや言葉が自分たちに自信をつけてくれたり、試合中も常にポジティブなコーチングをしてくれたり、自分たちが崩れないでプレーできるのは、そういう言葉の力なのかなと思います。やっていること自体は大きく変わってないと思います。試合に向かう雰囲気など、前向きにやれているかなと思います。何かを頑張っていれば、いいことがあると思うので自信を持って試合に入ることができています。

重要な一戦を勝ちあがるために何が必要だと感じますか

このような試合が出来たことは自分たちにも満足感はあると思いますし、試合の重要性は自分たちが一番わかっています。
整理がついていませんが、失点しなければ負けることはないので、自分たちのディフェンスラインの集中を保ち、より強度の高い守備を続けることができたら、引き分け以上はできたと思います。

川澄 奈穂美選手

試合を振り返っていかがですか

日テレ・東京ヴェルディベレーザさんは、前節7ゴールで勝利していましたし、私たちより中日が1日多かったですし、タフな戦いは今シーズン何回もやってきているので、そこに対する準備は全員がしっかりできていたと思います。今日の試合全体を振り返ると、やはり簡単な試合にならないという話はしていました。最初の20分をしっかり耐えられたのはとても良かったです。その後、相手の陣地でプレッシャーをかけられる時間も徐々に増えていきましたが、そこからシュートまで行ける場面が少なかったので、やはりまだまだ頑張らなければいけないところだなと感じました。あとは、前半のラストワンプレーでしたが、あそこを抑えられていたらとは思いましたが、それでもそんなに悪い感じではなということと、後半必ずチャンスが来るということをハーフタイムの時に監督も話してくれました。後半も相手のテンポは全然落ちていませんでしたが、試合が進むにつれてスペースもできて、自分たちがボールを回せる時間がとれたことは良かったと思います。自分たちがボールを持てる時間帯で、どうやって攻撃につなげていくかが課題になってくると思いますが、今年はセットプレーも自分たちの強みにして戦ってきているので、そこで得点をとれたのは良かったと思います。

試合結果をみていかがですか

プレーをしている選手からすると、一つのホイッスルで順位がガラッと変わってしまう場合もあるので、悔しいですが、もちろんその前の段階から防ぐことができたと思います。負けているときに聞く試合終了のホイッスルはとても悔しいです。今できること・今シーズン積み重ねてきたものを強豪チームを相手に出し切れたなという感覚はありました。成長したところは全員で胸を張って、今のアルビのサッカーを積み重ねていると言っていいのではないかなと思います。

タイトル獲得を手にするために必要なことは何ですか

まだシーズンは終わっていませんが、最後振り返った時に、取りこぼしやもっとできたよねというところは、絶対に目に付くと思うので、そういうところを「上位に負けないよね」「勝ち切るよね」にできているのは、自分たちの順位を見て感じるところだと思いますし、今まで「勝ち切れなかったよね」とか「耐えられなかったよね」というギリギリのところ、勝ち点1だったかもしれないところを3にするということを出来ている試合もあるので、そこの成長した部分と、まだできる部分の両面をしっかりと受け止めて、振り返る必要があると思います。

シーズン序盤と比べてみてチームの状態はいかがですか

まず、シーズンが始まった時に本気でトップ3を目指すという目標から始まり、カップ戦では決勝まで行けたことにより自分たちの中にタイトルを狙えるんだなという感覚はあったと思います。ただ、シーズンが始まると順位もどんどん変動しますし、どのような形で戦っていくのかということは、色々と動きがある中でも自分たちらしいサッカーで、ギリギリの試合を勝ち獲っていくことで、タイトルを獲ることができるんだなと全員が感じていると思います。そこから、シーズンの途中でしたが、本気でトップ3から本気でタイトルをという目標に変わりました。でもそれは自分たちで変えていたことだと思うので、本当に今シーズン大きく成長した部分だと感じてます。残りの3試合も大切に戦い、成長し続けたいと思います。

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