まずは、監督としての甘さが出た試合だったと思います。 相手がこういう形でくるのではないか、といった様々な状況をもっと想定して準備すべきだったと思います。 選手たちはトレーニングの中でとても良いパフォーマンスを見せてくれています。特に若手の選手は「ネクスト」と呼んでいるのですが、そうした選手たちが本当に頑張ってくれて、できることも増えてきました。そういった中で、さらに追求すべきものがあったのではないかと感じています。 試合に関しては、立ち上がりに苦しい状況の中で、選手が自分たちでうまくゲームをコントロールし、ペースをつかんでくれました。最後の場面でも果敢にゴールへ向かう姿勢はありましたが、相手をどう崩すかという部分を詰めきれなかったことが、やはり私の準備不足だったと痛感しています。最後の交代も含めて、申し訳なかったという一言に尽きます。 ただ、そうはいっても次の試合はすぐにやってきます。次節に向けて責任を持ってしっかり準備し、とにかく次のジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦で勝ちたいと思います。この5試合で勝点10という目標は達成できませんが、勝ち点9は必ず残して、タイトル争いに食らいついていくためにも、その数字をしっかり積み上げていきたいと思います。