今季はプレシーズンも短い中で、初戦にピークを持ってくることを念頭に、選手たちがしっかり準備し、発揮してくれたゲームだったと思います。
AC長野パルセイロ・レディースさんも準備をされていて素晴らしく、前半はほとんどシュートを打つことができませんでした。そこをいかにこじ開けるかということを選手たちがゲームの流れの中で修正をして、わずか10分くらいの時間帯だったと思いますが、一瞬の相手の隙を突いて得点を叩き込むことができました。プレシーズンの中でもしっかりゲーム感を作ることと勝負感を高めることを言ってきた中で、しっかりとした勝負感を発揮してくれたかなと思っています。
我々は決して強いチームではなく、「やってきたことに自信を持って謙虚に戦っていこう」「その中で不思議な勝ちを勝ち取っていくしかない」ということを選手に言い続けています。その中で今日は新潟から350人近くのサポーターに会場にお越しいただきました。本当にサポーターの皆さんが後押しをしてくれて、持っている力以上を発揮することができました。本当にありがたかったと思っています。
また、久しぶりの公式戦でたくさんのお客さんの前に帰ってきて、今季が始まったという実感の中で、両チームとも素晴らしいゲームを展開できたのではないかと感じています。