01.18 SAT 10:45  KICK OFF

皇后杯  準決勝

AWAY サンガスタジアム by KYOCERA

日テレ・東京
ヴェルディベレーザ
1 - 1
アルビレックス新潟
レディース
1前半0 0後半1

延長戦

0前半0 0後半0
0PK3
得点者
6分 失点
95分 富岡千宙(新潟L)

<PK戦>
1本目 下吉優衣
2本目 横山笑愛
3本目 田中聖愛
試合データ
  • 19TOTAL SHOTS8
  • 9GOAL KICK12
  • 3CORNER KICK1
  • 4直接FK9
  • 0間接FK2
  • 0OFFSIDES2
  • 0PK0

監督コメント

橋川 和晃監督

チームは年始の立ち上がりが1月7日でしたが、選手たちがそれぞれ良い準備をしてくれていました。雪の影響も受ける中ではありましたが、練習でも自分たちがやるべきことをしっかりと準備をしてくれたと思います。自分たちが自助でしっかりやれることを行う一方で、選手たちが練習に来られるようにアルビレッジの除雪をしていただいたり、なるべく雪の影響を受けない環境でトレーニングができるようグランセナさんを中心にグラウンドを貸していただいたりと、いろいろな方々に助けていただきました。そういった方々に支えていただいたという想いを選手たちが受けて、最後まで信念を持ってピッチで挑んでくれたと思っています。戦術というよりも気持ちで闘い、勝利をつかみ取ってくれたゲームでした。

選手コメント

平尾 知佳選手

試合を振り返って

率直に決勝に行けることが本当に嬉しいです。監督からは70分までは絶対失点するなと言われていた中で、前半6分での失点は非常に痛かったのですが、チームとして最後まで諦めずに粘り強く闘ったことで同点に追いつくことができたので、チーム一丸で勝利をつかみ取った試合だったと思います。

PK戦でのセーブを自分の中で評価するとしたらどうでしょう?

うまくいったという感じですかね。想定外のことが起こる中でメンタルを保つことは難しかったのですが、きちんと抑えることができてよかったと思います。

PK戦へ突入することで、メンタル的に落ちてしまったとおっしゃってましたけど、そこであれだけの集中力を発揮できた理由お聞かせください。

練習の中でも下吉選手・横山選手・田中選手のPKを受けていましたが、3人なら決めてくれると思いながら臨めましたし、1本目をセーブすることができて、こちらが余裕を持てる展開になったので、良かったです。サポーターの皆さんがいてくれて、遠い位置でも「平尾」という声が聞こえたので集中とメンタルを保つことができました。

決勝でも強豪チームとの対戦となりますが 意気込みをお願いします。

三菱重工浦和レッズレディースさん、INAC神戸レオネッサさん、日テレ・東京ヴェルディベレーザさんはずっと3強と言われてきて、それ以外のチームが勝利をあげることは難しかったのですが、そこを打開できたというのは強豪チームとの差がなくなってきたと感じます。次の対戦相手もまた強豪チーム相手となりますが、今日得られた良い自信をつなげていきたいです。また、チーム全員で良い準備をしていきたいと思います。去年はカップ戦で悔しい思いもしました。「新潟にタイトルを」に本気で挑んでいるので、決勝の舞台で勝利したいと思います。応援よろしくお願いします。

富岡 千宙選手

本日の試合を振り返って

90分+延長・PKと長い闘いにはなりましたが、スタッフ・選手全員で限られた環境の中で準備してきたことが発揮できたことは嬉しかったですし、安心しています。
苦しい試合展開になるということはチームでも話していました。その中でも粘り強く闘うことができましたし、立ち上がりに思いがけないような失点をしてしまいましたが、ああいった状況でも崩れずに全員でやってきた堅守を続けながら、チャンスシーンも作れていた中であと一つというところでセットプレーが取れたことはとても大きかったですし、しっかり全員で粘り強く戦えたことで結果につながったと思います。

得点シーンの振り返りとねらい

普段のポジションは中に入ることは少なく、どちらかといえばキッカーやこぼれ球の方へ行くことが多いのですが、ラストワンプレーかなという時間帯で、平尾選手も相手ゴールまで上がってきてくれて体を張ってくれていました。偶々自分の前にボールが転がってきて、あとは押し込むだけでした。ころころとしたシュートにはなりましたが、きちんと決めることができて良かったです。

リーグ戦ではなかなか出場機会が得られなかった中で、結果を出すことができた感想は?

今シーズンは肩の手術を経験してからリハビリの期間が長く、他の怪我もあったりと苦しい時期もありました。ようやくベストコンディションまで近づいてきたという感覚がある中でチャンスを監督からいただき、セットプレーのこぼれ球ではありましたが、1つチームに貢献できたということはとても自信になりましたし、嬉しかったです。

改めて次戦(決勝)に向けての意気込みをお願いいたします。

決勝で対戦する相手は現段階(※第1試合を終えた時点でのインタビュー)ではどちらのチームかわかりませんが、第2試合を戦う2チームはどちらも非常に良いチームですし、そのチームと皇后杯の決勝という大舞台でできることはとても幸せなことですし、自分たちができることを思い切りぶつけていくだけだと思うので、またみんなで良い準備をして戦っていきたいなと思います。

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