01.25 SAT 13:00  KICK OFF

皇后杯  決勝戦

FINAL エディオンピースウイング広島

三菱重工浦和レッズ
レディース
1 - 1
アルビレックス新潟
レディース
1前半1 0後半0

延長戦

0前半0 0後半0
5PK4
得点者
11分 失点
28分 滝川結女(新潟L)
試合データ
  • 13TOTAL SHOTS10
  • 8GOAL KICK11
  • 5CORNER KICK5
  • 5直接FK12
  • 0間接FK1
  • 0OFFSIDES1
  • 0PK0

監督コメント

橋川 和晃監督

今日の試合を振り返って、魂のこもった最高のゲームだったと思います。三菱重工浦和レッズレディースの皆さんも素晴らしいチームで、最後はPK戦で優勝を掴み取れなかったですが、本当に選手たちが100%、120%ファイトしてくれました。この舞台にたどり着くまでにサポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、練習会場のスタッフ、メディアの皆さんなど本当に多くの方々に支えられ、その支えがあったからこそ本当に最高のゲームでした。
ただ、何かが足りないからタイトルを掴み取ることができません。たどり着くまでには、まだまだ私たちは挑み続けるしかないですし、挑み続けられる選手だと思っているので、少し休んでまた次からリーグ戦に向け備えたいと思います。本当に最高のゲームだったという一言につきます。多くのご声援ありがとうございました。

選手コメント

滝川 結女選手

試合を振り返っていかがですか。チームの様子も教えてください

みんなが悔いなくやりきった感じでしたので、もちろん悔しさもありますが、120分間、三菱重工浦和レッズレディースさん相手に自分たちらしいサッカーもできましたし、すべてを出し切ったので、笑顔で終われたかなと思います。泣いている選手は何人かいましたが、みんなが励まし、声をかけて「もう一度、次のタイトルに向けて、一から頑張ろう」と、最後は笑顔で終わりました。

得点シーンを振り返っていかがですか。

相手ゴールの近くで川村選手がボールを持っていたので、シュートを打つかなと思いましたが、相手との距離を取りつつ、中央にいる自分のところでもらうことができました。良い位置に持っていき、シュートをうつことができたので良かったと思います。
試合を通しても失点してから早い時間帯のゴールだったので、絶対まだまだチャンスはあると思っていましたし、前半で同点に追いつけたことは、とても良かったです。

昨シーズンのWEリーグカップ決勝戦から経験を経て臨んだ決勝の舞台はいかがでしたか。

私自身、昨シーズンのWEリーグカップ決勝戦が初めての決勝の舞台でした。前回はなかなか自分らしさを出すことができませんでしたが、今日の試合では決勝の舞台が2度目ということもあり、この最高の舞台を楽しみたいなといった思いで試合に入り、最後まで戦うことができました。私自身、最後は悔しくて泣いてしまいましたが、サポーター前で得点を決めることができましたし、本当に楽しかったと心から思います。
決勝の舞台で戦う幸せもありましたが、やはりサポーターの皆さんに優勝を届けたかったですし、19年チームに在籍している上尾野辺選手にカップを掲げさせたかったです。

応援してくれたサポーターの皆さんにどんな想いを伝えたいですか?

本当にあと一歩のところで、またタイトル取ることができず申し訳なく思います。タイトル取ることの難しさは本当に痛いほど痛感しました。今日広島まで本当に多くのサポーターの皆さんが来ていただいて、とても熱い声援を送っていただからこそ最高の舞台で試合ができました。選手として本当に嬉しく思います。まだリーグ戦も残っているので、もう一回みんなで練習を積み重ねて、またこのような舞台に戻ってこれるように頑張りたいと思います。今日は本当にありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いいたします。

川澄 奈穂美選手

率直に今試合を振り返っていかがでしたか

「悔しい」その一言に尽きるかなと思いますが、でもここまでみんなと戦えたということは誇りに思います。

このメンバーで決勝まで勝ち上がった中で、チームの成長など感じたことはありますか。

どんな大会でもそうですが、やはり決勝戦はまぐれではたどり着けない場所だと思います。そういった意味では本当に紙一重の試合を勝ち進んで決勝戦まで来れたと思いますし、その舞台でみんなが勇敢に最後で戦うことができたことは、今後のチームの財産になっていくと思います。

同点に追いついた中で、何度か逆転のチャンスがありました。得点機についてはいかがでしたか。

本当にどちらのチームにも決定機があり、そういうシーンで決めていたら勝利をつかむことができたかもしれません。それもサッカーというスポーツなので、その難しさも改めて感じた試合にもなりました。

延長戦、PK戦に入る際に円陣の中では、どんな言葉をチームにかけましたか?

延長戦に入る前はとにかく30分の時間の中でしっかり戦おうと話をしました。PK戦に関しては、とにかく思い切って蹴ったら入るからと大丈夫と言った話をしました。

今日来れなかったサポーターの方も中にはいると思いますが、改めて、応援してくれているファン・サポーターの皆さんにどんな言葉を伝えたいですか?

新潟から遠い広島まで応援に来てくださったサポーターの皆さんには心から感謝しています。距離的な問題で「新潟で応援します」といった言葉もいただきました。本当に大勢の方がアルビレディースに対してエネルギーを送ってくださっているんだなといったことが本当に伝わってきましたし、その想いを受け取って自分も最後まで走り切ることができました。
全員が望む結果ではありませんが、本当に皆さんと一緒に戦い、ここまで来れたことは次の糧(かて)にしていきたいと思います。本当に感謝してます。

上尾野辺 めぐみ選手

試合を振り返ってと決勝の舞台を振り返って

ただ悔しい気持ちです。またタイトルに手が届きませんでした。強豪相手に対等にやり合えている部分がすごく増えたと思いますし、タイトルに手が届きそうなチームになってきたということもあって今回の決勝は今まで以上の悔しさがありました。
後半も自分たちのチャンスもありましたが、やはりそこで決めきれるか決め切れないかという部分が強豪3強のとの差なのかなと感じました。

PKのシーンでは感情が溢れているように見えました。試合後どんな思いが込みあがりましたか?

本当に今日「タイトル」を獲りたかったという想いと、横山選手も勇気を持って蹴ってくれたことに感謝の気持ちを伝えました。なおかつ、4番目にPKを担当した児野選手はこれがアルビLでプレーする最後の試合でしたので、そういう意味ではみんな想いが入ってました。私はそんなに緊張とかはありませんでしたが、やはり何としても自分のところで終わらずに平尾選手に繋げたいという想いがあったのでその点では決めきることができて良かったと思います。

クラブの中では歴史に残る激闘になったと思います。この悔しい試合をどのように次になげていきたいですか。

今日このようなPK戦で敗れてしまい、本当にタイトルを獲るということは難しいことだと改めて感じましたし、だからこそ、よりタイトルを獲りたいという気持ちがさらに高まりました。直近では、リーグ戦が3月から再開しますが、こういった試合ができたことは、成長につながったと感じます。だからこそリーグ戦でより一層レベルの高いサッカーを常に出せるようにしていきたいなと思っております。

決勝前「上尾野辺選手にタイトルを」という言葉がサポーター・選手からありました。

とてもありがたい言葉ではありますが、やはり自分としては、新潟の皆さんにタイトルを届けたいなという想いがありました。皇后杯は悔しい結果となってしまいましたが、またぜひ会場でたくさんの方に新潟のサッカーを見ていただきたいです。

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